シルクアンビシャス
牡馬、栗毛、99/04/18生
父:ラムタラ、母:アンビグア、母の父:Alydar
厩舎:松元茂樹(栗東)、生産:早田牧場
日付 開催 レース名 騎手 斤量 距離 タイム 着差 体重 賞金
010714 2小倉1 新馬 13 河内洋 53 芝1200 1107 0.3 468 240
010722 2小倉4 新馬 18 河内洋 53 芝1200 1119 1.3 470 0
020310 1中京4 未勝利 16 11 10 宝来城多郎 55 芝1200 1121 1.8 470 0
020323 1中京8 未勝利 18 青木芳之 55 芝2000 2041 0.4 470 0
020407 2阪神6 未勝利 16 金折知則 55 ダ1800 1549 0.6 462 77
020427 3京都3 未勝利 15 金折知則 55 芝2200 2162 1.9 462 0
020519 2中京2 未勝利 16 11 安藤勝己 55 ダ1700 1468 -0.2 460 510
020526 2中京4 なでしこ賞
(3歳500万下)
16 金折知則 55 ダ1700 1486 1.3 458 0
021026 4京都7 3歳以上500万下 16 14 服部剛史 53 ダ1400 1264 1.0 474 0
030119 1小倉2 4歳以上500万下 12 10 秋山真一郎 56 ダ2400 2418 2.5 486 75
030201 1小倉5 4歳以上500万下 10 秋山真一郎 56 ダ2400 2442 1.3 478 0
030215 2京都5 4歳以上500万下 16 金折知則 56 ダ1800 1562 1.2 478 0
03年2月20日 登録抹消(乗馬)

シルクアンビシャス号会員各位

 謹啓 平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、ご出資のシルクアンビシャス号(父:ラムタラ、母:アンビグア)は、脚部に故障を発生して競走能力を喪失した事により、登録を抹消されましたので、ご報告致します。
 同馬は平成13年7月14日の小倉競馬でデビューし、レースは少し控えて中団の内を追走したものの、勝負処から差を詰めに掛かると、直線では前を捕らえ一旦先頭に立ちましたが、最後は惜しくも外から交わされて2着でした。レース後はそのまま小倉に滞在して連闘で22日の出走が決まると、調教師は「今度は叩いた変わり身も期待できるし、自信を持ってレースに臨みたい」とコメント。ところがレースはスタートダッシュがつかず後方からの競馬となり、直線ではまずまずの伸びを見せて追い上げたものの7着でした。レース後は右前脚のソエが出た為、一旦放牧して回復を待つ事になり、26日に愛知県のイクタトレーニングファームへ放牧。秋にはソエも落ち着いてある程度乗れる様になると、その後は調教師の指示で滋賀県のグリーンウッドトレーニング、福島県の天栄ホースパークと移動して仕上げを進めていきました。ところが暮れに腰の具合が悪くなりペースダウンを余儀なくされたものの、ササ針を施すなどして良化を施したところ、年明けには腰の状態が回復。そして以後順調に乗り込みを進めると、2月13日に栗東へ帰厩しました。そして復帰戦となった3月10日の中京は除外狙いで登録したところ予想に反して入った事もあり、出遅れて後方のまま10着と振るいませんでしたが、23日は中団の内で終始レースを進めると結果は7着だったものの、直線ではジリジリと伸び脚を見せて勝馬から0.4秒差と、ひと叩きされてレース振りが良化。初めてダートを試した続く4月7日の阪神ではダッシュ良くハナに立って逃げる展開に持ち込むと、4角で早めに並び掛けられたものの先頭を譲らず直線を向き、最後まで粘り強い走りで4着に善戦し、調教助手は「まだフワフワ走っているところもあったが行って正解だったし、内容としても悪くなかった」とコメント。続く芝に戻した27日の京都は先行したものの粘りを欠いて9着と振るいませんでしたが、レース後も調子落ち無く好調を維持し、5月19日の中京で出走が決まると、調教師は「ダートなら我慢が利くと思う。あとは乗り役の腕で何とかいい結果を出して欲しい」とコメント。そして迎えたレースは4番手の内を追走すると、勝負処で外から被されて閉じこめられる形となり、直線も前が壁となり仕掛けが遅れました。しかし直線半ばで外に持ち出してからは良い脚を使って追い上げ、最後は楽に差し切って快勝。念願の初勝利を飾りました。レース後は疲れも見られない為、勢いに乗り連闘で26日の中京で出走したものの、昇級して流れも違う為か勝負処で置かれると、4角では集団の一番後ろ辺りまで後退。しかし直線は盛り返す脚を見せて8着まで押し上げ、レース後も変わりはありませんでしたが、ここで一息入れる事が決まり、29日に天栄へ放牧されました。移動後は馬体に問題無くすぐに乗り出しましたが、調教師の指示により秋を目標に夏場はじっくり調教を積むと、9月半ばに鞍傷となりやや予定がずれ込んだものの、10月2日に帰厩。そして復帰戦となった26日の京都は直線で前が塞がる不利を被りながらも怯まずに差を詰め7着と、久々を考えれば悪くないレース振りを披露。ところが中1週で登録したものの除外され、また翌週の出走を目指していたところ、11月12日の調教で他の馬に蹴られ、右後脚に外傷を負った為、放牧して立て直す事になり、15日に石川県の小松温泉牧場へ移動しました。ただ怪我は大したものでは無く、12月に入ると放牧先でしっかり乗れる様になった為、年末の25日に栗東へ帰厩し、年が明けた1月19日の小倉で復帰戦を迎えました。レースは久々の為か勝負処で置かれ、直線も手応えが怪しくなりながらも渋太く粘って5着でしたが、続く2月1日は出遅れ気味のスタートで挟まれる不利もあり6着でした。レース後は変わり無く、連闘で登録して除外の権利を取ると15日の京都で出走。レースはスタートで出遅れ、前とは差のある後方2番手のまま直線を迎えると、最後は良い脚を使って追い上げたものの7着でした。レース後、栗東へ戻ると脚を引きずっていた為、検査したところ右前脚の繋ぎ部分を骨折している事が判明。20日の再検査の結果、獣医から「最低でも回復には1年以上の時間が掛かるだろうし、治っても今までの様な走りは望めないと思う」と話しがあり、能力喪失の診断が下された為、誠に残念ながら、このまま引退させる事が決まりました。
 平成15年2月20日に登録が抹消され、引退後については千葉県のオリンピッククラブで乗馬となる予定です。

(後略)

敬具

平成15年3月11日

(有)シルクホースクラブ