シルクウィル(○父)
牡馬、鹿毛、98/02/23生
父:マイシンザン、母:アイリッシュハニー、母の父:ラストタイクーン
厩舎:島崎宏(栗東)、生産:カタオカステーブル
日付 開催 レース名 騎手 斤量 距離 タイム 着差 体重 賞金
010504 3京都5 未勝利 18 13 12 石橋守 55 芝1400 1240 1.0 516 0
010519 2中京1 未勝利 16 11 16 小牧太 55 ダ1700 1549 6.2 506 0
010610 2中京8 未勝利 18 14 13 高田潤 52 芝1200 1124 2.0 506 0
01年6月22日 登録抹消(地方)

シルクウィル号会員各位

 謹啓 平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、ご出資のシルクウィル号(父:マイシンザン、母:アイリッシュハニー)は、調教師の判断で引退する事となり、登録を抹消されましたので、ご報告致します。
 同馬は平成12年5月20日に栗東の島崎厩舎に入厩しました。入厩後、厩務員は「まだ前脚にしっかりしていない面があるから、気をつけながら乗っている」と話していましたが、その後、蹄鉄を替えたところ脚元にかかる負担が減って調教し易くなり、7月の小倉開催を目標に仕上げを進めました。しかし、7月5日のゲート試験では少し煩いところを見せて不合格となり、その後は疲れが溜まってきた為、調教のペースを緩めました。ただ下旬には回復し、月末から元のペースに戻してまた仕上げにかかっていきましたが、8月下旬に左肩に骨膜炎を発症。獣医より「回復には少し時間がかかると思う」との診断があった為、9月1日に福島県の天栄ホースパークへ放牧されました。移動後はしばらくゆっくり休ませ回復を図ると、10月中旬には状態が良化して牧場の獣医から運動の許可が出た為、軽めの調整を開始。その矢先の月末に洗い場で暴れ、口元を切る怪我を負ってしまい、また少し休ませたものの11月中旬には運動を再開し、以後は段々とペースを上げながら乗り込みを進め、年が明けた3月16日に栗東へ帰厩しました。
 帰厩後はゲート練習で少し手こずり、4月12日、18日と受けた試験では入るのを嫌がり不合格となりましたが、20日に受け直すと今度は入りもスムーズで無事合格。そして5月4日の京都競馬で待望のデビュー戦を迎えました。レース前に調教助手は「仕上がり途上で経験馬相手だし今回は期待できないが、使いながら上向かせていきたい」と話し、レースでは出遅れ後方からの競馬となり、結果も12着でしたが、直線で最内を突いて追われると目立つ程では無いものの最後までジリジリを伸び脚を見せました。レース後は一度叩かれて気合い乗りも良くなり、厩務員は「筋肉が締まってトモの踏み込みも力強くなるなど、順調に良化してきている」とコメント。そして迎えた19日の中京はダッシュ良く上がって行くと逃げ馬に並び掛ける勢いでしたが、手応えに余裕が無くなって徐々に後退し、3角では外にはじかれる不利を受けて一気に下がり16着に終わりました。レースでは振るわなかったものの使われた後も疲れや調子落ちは無く、予定した6月1週目の中京は除外されましたが、翌週の6月10日に3戦目に出走。レースは中団に付けると外から仕掛けて行き、早めに先団に並び掛けようとしましたが、なかなか差を詰められず、直線では逆に伸び脚を欠いて後方に下がり13着でした。そしてレース後、トレセンに戻りコースで調整を始めたところ、右後脚の球節付近が腫れぼったくなって歩様もぎこちない感じとなり、獣医の診察を受けました。すると骨膜炎の症状が出てきている事が判明し、少し馬房で休ませ経過を見ましたが、獣医より「まだ腫れや熱もあるから、放牧に出してしばらくは回復を待たなければならない」と話がありました。そして獣医の意見を踏まえて調教師と協議した結果、調教師から「これから回復を待つと未勝利戦には間に合わないし、まだ完調には無かったにしても、使った3戦のレース振りを見ると、復帰後上のクラスで使っていっても勝ち負けする事は難しいと思う」と話があり、誠に残念ながらこのまま引退させる事が決まりました。
 平成13年6月22日に登録が抹消され、引退後については状態が回復して使える様になれば、名古屋競馬で競走を続ける事になりました。

(後略)

敬具

平成13年6月29日

(有)シルクホースクラブ