シルクサンフラワー
牝馬、鹿毛、97/03/21生
父:サンシャインフォーエヴァー、母:ピンククイン、母の父:アスワン
厩舎:中尾銑治(美浦)、生産:早田牧場
日付 開催 レース名 騎手 斤量 距離 タイム 着差 体重 賞金
00年6月22日 登録抹消(乗馬)

シルクサンフラワー号会員様各位

 謹啓 平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、ご出資のシルクサンフラワー号(父:サンシャインフォーエヴァー、母:ピンククイン)は、調教師の判断で引退する事となり、登録を抹消されましたので、ご報告致します。
 同馬は2歳の年末より早田牧場で育成を開始しましたが、成長途上で馬体的にもまだ弱かった為、焦らず成長を促しながら、じっくりと乗り込んでいきました。3歳の11月末には福島県の天栄ホースパークへ移って調整を続け、年が明け4歳となった平成12年2月16日に美浦の中尾銑治厩舎に入厩しました。
 入厩翌日から問題無く調整を始め、ゲート練習も大人しく素直にこなしていき、3月2日には早くもゲート試験に合格。その後は4月下旬の福島開催を目標にする事が決まり、コンスタントに時計を出しながら仕上げを進めました。動きも徐々に上向いてきましたが、調教助手は「この馬はなかなか手前を変えず、片方の脚に負担がかかる様な走り方をする。何とか調教で上手く変える様に覚えさせたい」とコメント。その後、手前の変え方にはあまり上達が見られませんでしたが、段々気合いを表に出す様になって馬体の仕上がりも順調に進み、福島の2週目で出走予定となりました。
 しかし、4月下旬に右後脚の歩様がぎこちなくなってきた為、出走を自重して獣医の診察を受けたところ、右後脚の飛節部分に軟腫という、小さな瘤の様なものができている事が判明。レーザー治療をおこないながら馬房で休ませ、回復を図りました。5月中頃には状態が良化してきた為、厩舎周りの引き運動を始め、月末からは角馬場で乗り運動を再開。その後も治療は継続しておこないながら角馬場で調整を続け、獣医から許可も出た為、6月14日にはコースでキャンターを開始しました。しかし、調教後にまた歩様が悪くなった為、獣医の診察を受けたところ、右肩の部分が肉離れの様な状態となっている事が判明。馬房で休ませて翌週に再度、診察を受けましたが、「以前、右後脚の飛節に出ていた軟腫の症状自体は治まっていたが、馬がまだ気にしてかばった結果、右前脚の方に過度の負担がかかったのだと思う。レースに向けて仕上げていくには当分ゆっくりさせて回復を待つ必要がある」という獣医の診断がありました。それを受けて協議をおこなった結果、「姉のスマイルも同じ様な症状だった事もあり、かなり時間をかけて慎重に進めてきたつもりだが、残念なことになってしまった。現状でははっきりした回復の目処も立たず、出走を目指す事は難しいと思う」という調教師の判断があり、誠に残念ながら、このまま引退させる事が決まりました。
 平成12年6月22日に登録が抹消され、引退後はしばらく回復を待って状態に問題無い様なら、早田牧場で乗馬となる予定です。

(後略)

敬具

平成12年6月23日

(有)シルクホースクラブ