シルクツイスター(○父)
牡馬、栗毛、00/05/21生
父:オフサイドトラップ、母:ミスティメモリーズ、母の父:State Dinner
厩舎:田所秀孝(栗東)、生産:早田牧場
日付 開催 レース名 騎手 斤量 距離 タイム 着差 体重 賞金
03年8月30日 登録抹消(乗馬)

シルクツイスター号会員各位

 謹啓 平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、ご出資のシルクツイスター号(父:オフサイドトラップ、母:ミスティメモリーズ)は、調教師の判断で引退する事となり、登録を抹消されましたので、ご報告致します。
 同馬は1歳時の平成13年暮れより北海道のグラッドホースパークで育成を始め、以後徐々に調教を進めていくと、年が明けた2歳の夏には週に一度近くの日高育成公社へ連れて行き速いところを行う様になり、9月13日に栗東の田所秀孝厩舎へ入厩しました。そして到着後も変わり無く、コースで乗り出していきましたが、息遣いがもう一つだという事で獣医に診て貰ったところ、調教助手は「内面的にしっかりしておらずまだ体力不足との事だった。坂路中心に乗り込みながら基礎体力を付け、馬体を作っていきたい」とコメント。以後乗り込むに連れて息の保ちも良くなり、10月24日にゲート試験に合格すると、27日には追い切りを開始し仕上げに掛かりました。ところがトモの歩様が悪く、その後の検査で左後脚に骨膜炎の症状が出てきている事が判明。その為調教師の指示で11月7日に愛知県のイクタトレーニングファームへ放牧されました。調教師は「それほど酷くないがまだ全体的に骨が出来ていない状況で炎症を起こしているみたいだ。ゲートにも受かった事だし、無理せず良くなるのを待ってしっかり立て直しを図りたい」と話し、暫くパドックでゆっくりさせると12月から調整を開始。しかし坂路で調整を進めたところ、まだ後脚に負担が掛かる様で少し気にした為、トラックコース中心のメニューに切り替え、レーザー治療で良化を促しました。その後治療の効果も徐々に窺え、それに合わせてペースを上げると、年が明けた今年1月末には16秒程度のラップで調教を付けられるまでになり、牧場長は「まだ物足りない面はあるが、今のところ順調に乗り込んで状態に問題は無く、段々中身もしっかりしてきた」とコメント。2月下旬の調教中に左前脚の球節をぶつけて外傷を負い、一旦ペースダウンを余儀なくされたものの、幸い大事に至らずその後徐々に元のペースに戻していくと、4月に確認した調教師は「後脚が鶏跛になっているのが少し気になるが、走り自体に影響するものでは無いしもうだいぶ乗れているので、5月中には戻すつもりだ。予定が立つまで引き続きしっかり乗り込んで、戻ったらどんどん進められる様にしておいて欲しい」と話し、5月30日には栗東へ帰厩。そして帰厩後も変わり無く乗られ、6月11日から時計も出し始めると、調教師は「ダクの乗り出しの時だけまだ少し歩様がぎこちないが、すぐ普通になるし小倉には使えると思う」と話し、以後週2本位のペースで順調に追い切られ仕上げを進めました。併せ馬で気合いを面に出す様になるなど動きが良化し、7月30日の追切り後、調教師は「馬場が悪く全体の時計は掛かったが、単走でも最後までしっかり反応して伸びていたし良くなった。これなら初戦からでもそれなりの競馬は出来るだろう」と話し、8月1週目の小倉から登録を開始。ところが除外され、引き続き翌週の小倉で出走を目指していましたが、8月6日の朝、左前脚が腫れた為、登録は自重しました。腫れは酷いものではなく、8日の検査でも骨や筋に問題は見られなかった為、以後は獣医の指示で引き運動をやらせましたが、15日に再度検査で確認すると屈腱炎を発症している事が判明。調教師は「皮膚の下辺りに炎症を起こしている感じで、腫れも大したものでは無く、最初は獣医からも皮膚炎じゃないかと言われていたのだが、炎症が腱の部分までかかっていた。程度としては軽いものだが少し様子を見てどうするか考えたい」と話し、以後脚元の手当てを行いながら安静にさせて経過を見ました。しかし、一向に症状の良化が窺われず、協議の結果、誠に残念ながら、このまま引退させる事が決まりました。
 平成15年8月30日に登録が抹消され、引退後については千葉県のオリンピッククラブで乗馬となる予定です。

(後略)

敬具

平成15年9月30日

(有)シルクホースクラブ